千葉県Chiba

静岡赤十字病院



新東京病院

 当院は昭和43年に東京外科内科病院として千葉県の東葛地区の北松戸で誕生しました。その後平成3年に病院名を新東京病院と改称し、常磐線松戸駅前に移転増床、以来20年間この地で東葛地域の医療の発展のために尽くしています。現在はセコム(株)系列の病院で、地域の中核病院として機能しています。
 中でも心臓の医療に関しては、常に実績のある人材を揃え、日本の心臓医療の発展を支えるような活躍をしてきました。代表的なところでは“バチスタ”の手術、 胃大網動脈バイパス開発で世界的に有名な須磨久義医師、天皇陛下の手術を執刀された順天堂大学心臓血管外科 天野篤教授、TV出演でもお馴染みの東京ハートセンター 南淵明宏院長等、新東京病院が輩出した著名な人材は枚挙に暇がありません。内科 糖尿病内科 呼吸器内科 消化器内科 心臓内科 外科 消化器外科 乳腺外科 整形外科 形成外科・美容外科 脳神経外科 呼吸器外科 心臓血管外科 皮膚科 泌尿器科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 麻酔科 救急科 リハビリテーション科 眼科 放射線科 病理診断科を標榜する396床の急性期病院で、常勤医師90名、看護部493名、コメディカル204名、事務その他173名、計960名の職員を有し、血管造影室6室、手術室9室、ICU20床、HCU8床、CCU14床の規模を誇ります。新病棟は平成24年12月にオープンしました。
 病院の基本コンセプトとして、1)『先進的な医療の提供』と『成長と変化』に対応した急性期病院の実現、2)働きやすく、癒しの環境が充実した病院の実現、3)病院を中心にサテライトクリニックを展開し幅広く地域の信頼を得る、の3点を掲げています。松戸駅前の繁華街に外来部門、1.2km離れた松戸市和名ヶ谷に入院・手術機能を担う病棟部門を置き、シャトルバスで連絡しています。
 松戸市は千葉県北西部の東葛地域(松戸市・柏市・我孫子市・鎌ケ谷市・流山市・野田市)に位置する人口49万の自治体で、千葉市、船橋市に次ぎ千葉県第3位の人口を擁します。西は東京都葛飾区・江戸川区、北は埼玉県三郷市、東と南は千葉県柏市・流山市・市川市・鎌ケ谷市と隣接しています。日暮里から常磐線で15分、外環三郷南インターから10分程度です。最近になり上野東京ラインが開通したことにより、直通25分で東京駅に連絡するようになりました。
 平成26年4月より松延医師が当院に赴任し新規に耳鼻咽喉科・頭頸部外科を開設いたしました。松延医師が日本医大へ異動となり、平成29年4月からは奥と、杏林大学より松本医師が派遣され、2名の常勤医体制となっております。近隣には松戸市立病院がありますが、この東葛地区には常勤耳鼻咽喉科医が複数人いる病院が非常に少なく、症例は非常に多いと思われます。
 外来は2診体制で行っており、常時看護師2-3名、看護助手1名がつきます。患者数は順調に増加し、一日平均外来患者数は約50名です。慶應義塾大学以外にも杏林大学や防衛医科大学、東京医科歯科大学からの非常勤医師も外来を担当しており、杏林大学の齋藤康一郎教授が木曜日午後に音声外来や手術などを担当しています。松延医師も顧問として外来、手術を行っています。
 診療機器として、純音聴力検査・語音聴力検査・インピーダンスオージオメトリー・耳管機能検査・重心動揺検査・ENG・ABR・ASSR・耳音響放射(DPOAE)・筋電図検査(ENoG)・VEMP・補聴器適合検査・喉頭用電子ファイバースコープ(NBI)・下咽頭ファイバースコープが設置されています。また検査室には慶應義塾大学耳鼻咽喉科学教室の聴覚検査室で長年聴覚検査を担当してきた薬師丸技師が週2日担当、当院の臨床検査技師2名体制で検査を行っています。手術症例も順調に増加し、平成28年度は年間466例の手術を行いました。平均入院患者数は8名です。病棟にも耳鼻咽喉科処置室・聴力検査室を完備し、看護師教育も行っています。すべての手術が施行可能な手術器具が揃っており、最新の手術用顕微鏡・耳手術用ドリル・鼻手術用ドリル・マイクロデブリッダー・ナビゲーションシステム・ウェルダ型喉頭鏡・唾液腺内視鏡・顕微鏡用CO2レーザーが使用可能です。
 東京近郊での立地で、common diseaseはかなり豊富です。幅広く診療をおこない、手術を勉強するには大変良い環境だと考えています。(平成29年7月 記)