神奈川県Kanagawa

伊勢原協同病院 川崎市立井田病院 平塚市民病院 けいゆう病院 横浜市立市民病院 日本鋼管病院 川崎市立川崎病院 川崎市立川崎病院 済生会横浜市南部病院 新百合ヶ丘総合病院

 



伊勢原協同病院


 伊勢原協同病院は平成21年4月から慶應義塾大学耳鼻咽喉科学教室の関連病院となった施設です。神奈川県西部の中核病院としての機能を担っており、平成26年8月に病院の新築移転が完了いたしました。これまでにテレビドラマの主な舞台として2度ほど使用されています。
 さて耳鼻咽喉科についてですが、現在常勤医師2名で診療に当たっています。午前中は月曜日から土曜日まで2診で外来診療を行い、午後は各々週1回術前説明外来を行っています。手術の枠は全麻枠で週4コマが割り当てられていますが、現状ではすべての枠が埋まっている状況で、年間200件程度の手術を施行しています。
 症例も咽頭(扁桃・アデノイド)、耳科、鼻科、頸部(耳下腺、顎下腺)、その他悪性腫瘍の手術と多岐にわたり耳鼻咽喉科全般をカバーしています。
 睡眠時無呼吸症候群に関しては、診断及びCPAP治療の導入についても積極的に行っており、ほぼ毎日PSGを施行しています。症例が非常に豊富であり、充実した研修ができる病院と自負しております。

(平成28年10月 記)

川崎市立井田病院

川崎市立井田病院 川崎市立井田病院
 川崎市立井田病院は川崎市内で唯一の結核病棟を有することや、緩和ケア病棟でのターミナルケアを推進し在宅治療にも力を入れるなど、他の病院とは異なった特徴のある病院です。さらに平成27年4月に病院の再編整備事業が終了し、外来および病棟が一新され、救急センター、内視鏡センター、化学療法センター、透析センターの機能が充実した383床の新しい病院に生まれ変わりました。

〈診療内容〉
 現在、耳鼻咽喉科は常勤医2名、非常勤医3名で診療を行っています。外来については、午前は一般外来で耳鼻咽喉科全般の診療にあたり、午後は主に専門外来を行っています。充実した専門外来は当科の特色のひとつであり、喉頭音声外来、めまい外来、嚥下機能評価外来、耳鳴難聴外来を設け、それぞれ専門性の高い診療を目指しています。喉頭音声外来では、多彩な喉頭疾患に対して内視鏡やストロボスコピー、音声検査により詳細な評価を行い、経験豊富な言語聴覚士による音声治療も併せて施行しています。めまい外来では、主に良性発作性頭位めまい症に対する浮遊耳石置換法やメニエール病に対する生活習慣改善の指導を行っています。嚥下機能評価外来では、嚥下内視鏡検査や嚥下造影検査などによる詳細な摂食嚥下機能検査を言語聴覚士とのチームで取り組み、嚥下指導や嚥下訓練を行っています。耳鳴難聴外来では、慶應義塾大学の医師と連携して耳鳴り、難聴に対する薬物治療や音響療法による専門的な診療を行っています。
 手術は水曜日に枠を持っており、喉頭疾患・鼻副鼻腔疾患・甲状腺等の頸部疾患をはじめとする耳鼻咽喉科疾患全般の手術を行っています。
 頭頸部の悪性腫瘍については手術や放射線による治療に加え、地域がん診療連携拠点病院としての機能を活かして近隣の診療所、病院、大学や当院緩和ケア科と連携し、がんの診療・治療・緩和ケア・在宅診療と切れ目のない医療を提供する体制となっています。 (平成29年7月 記)

川崎市立川崎病院

川崎市立川崎病院 川崎市立川崎病院
病院の概要
 当院は人口約150万の神奈川県第2の政令指定都市である川崎市南部地域の総合基幹病院です。急性期医療における高度な専門化と情報化をキーワードに、救急医療、地域医療連携、総合診療体制、癌診療全般、循環器疾患医療、中枢神経疾患医療、感染症医療の拡充に重点が置かれています。
 病院規模は病床数713床(一般663床、精神38床、感染12床)、常勤医師数205名、30超の診療科を有し、1日平均外来患者数1384名、平均入院患者数525名です。初期研修でも充実した教育カリキュラムの人気が高く、毎年10数名の初期研修医を受け入れています。初期研修2年目には毎年数名が耳鼻咽喉科をローテーションしてくれています。

診療体制と特色
 耳鼻咽喉科は常勤医5名(専門医3名、専修医2名)体制で診療に携わっています。 診療内容は、当院が初診紹介制であることから急性重症の炎症性・神経障害疾患の入院治療から耳鼻咽喉科頭頸部外科領域全般の手術治療まで幅広く対応しています。
 当院は頭頸部癌専門医制度準認定施設でもあり、頭頸部癌の診療例数が多いことも特徴です。頭頸部癌治療においては、スタッフの専門的な知識と豊富な経験に基づき、進行癌に対しても手術・放射線治療・化学療法を適確に組み合せ、個々の患者さんに最適な治療法を選択しています。関連領域である放射線科、外科、口腔外科、形成外科、脳外科、リハビリ科などの各専門診療科との良好な診療連携を築くことによってきめ細かなチーム医療を心掛けています。
 また、下垂体腫瘍をはじめとする頭蓋底領域の低侵襲脳外科手術を支援する経鼻内視鏡頭蓋底手術(EEA)、局所早期下咽頭・声門上癌に対する外切開による喉頭温存下咽頭部分切除術および経口的切除術(TOVS)、腫瘍切除後の比較的小さな組織欠損に対する頸部肩領域の局所有茎筋皮弁を用いた低侵襲再建術などにも対応しています。
 外来診療では当院OBの先生方のご支援により、月1回の神経耳科外来(相馬啓子先生)、内視鏡外来(佐藤靖夫先生)、めまい外来(荒木康智先生)を設けています。

スケジュールと教育方針
 全身麻酔手術日は毎週月・木の全日で、当院の麻酔科常勤医師が10名超体制である恩恵もあり随時2列以上並列で行っています。専修医にも経験に応じて症例を選択し、さらに意欲と理解習熟度次第で上級医の指導のもとに難易度の高い手術も執刀してもらう方針です。
 毎週火曜午後に腫瘍症例カンファレンス、金曜午後に放射線治療科との合同診察、手術症例カンファレンス、隔週水曜午後に英文抄読会、月1回月曜午後にリハビリテーション科カンファレンスを行っています。
 若手耳鼻咽喉科医には学会活動ではケースレポート、ケースシリーズレビューから臨床統計解析まで取り組んでもらい、学会・地方部会・研究会でのプレゼンテーションおよび論文執筆を奨励しています。

(平成28年7月 記)

けいゆう病院

けいゆう病院  けいゆう病院は慶應義塾大学の教育関連病院の中でも歴史の長い病院の一つです。平成8年に横浜市中区山下町からみなとみらいに移転しました。Amenity、Hospitality、Internationalityという3つのメインテーマを掲げて快適な院内環境のもとに最先端の医療設備を整え、国内外の要人や外国人への対応もできる病院を目指しています。常勤医師数103名、初期臨床研修医12名、ベッド数410床(耳鼻咽喉科19床)の、横浜を代表する総合病院です。
 耳鼻咽喉科のメンバーは4名で、耳鼻咽喉科専門医2名、専修医2名で診療を行っております。月・金曜日が手術日で、2列で手術を行っております。火・水・木曜日は外来と検査を中心に行っており、耳鼻咽喉科専属の聴覚専門言語聴覚士による補聴器外来を月・水曜日に行っております。カンファレンスは病棟・手術・放射線治療・外来・補聴器カンファレンスをそれぞれ週1回行っており、誰でも自分の意見が言え、闊達な議論が行えるよう風通しの良い雰囲気作りを心がけております。
 当科の特徴の一つとして常に初期臨床研修終了後1・2年目の専修医が研修していることが挙げられます。ここで当科の教育方針について説明いたします。専修医1年目の4月より一般外来を担当し、当直帯では救急の場でしか経験できない多岐にわたる耳鼻咽喉科疾患(鼻出血、異物、急性炎症、急性期めまいなど)の診療にあたり、治療方針の決定や入院・緊急手術適応の判断といった耳鼻咽喉科診療の基本である外来診療の考え方を身につけてもらっています。また癌患者を含めた多くの入院患者の病棟担当を経験し、急変の対応や緩和医療はもちろん退院支援まで含めた病棟管理力を学んでもらっています。さらに手術執刀医も経験・知識・積極性に合わせて担当し、1年目は扁桃手術に始まり、鼓膜手術や鼻手術、頸部腫瘍小手術やラリンゴマイクロサージャリー、2年目は鼓室形成術や副鼻腔手術、甲状腺・唾液腺手術等ができるように目標を立てて行っており、適切な時間で安全な手術ができる外科医の育成に力を入れております。学術活動に関しては年3-4回程度の発表(地方部会、全国の各学会、研究会や症例検討会)を行っており、その際にはなるべく本人の経験や興味と関連のある題材を選択し、抄録の書き方、スライドやポスターの作り方、発表の仕方まで責任を持って指導をしております。また科全体での予演会を通して議論を高め、臨床研究や論文作成に繋がるよう時間をかけて検討しています。これらの研修を通し、社会人として敬意をもって患者さんや他科の医師やコメディカルと接することができる適切な態度や姿勢が身につくよう、上級医も責任を持って指導に当たっております。
 2016年度の年間手術件数は530件(外来手術108件)で、すべての領域においてバランスよく手術を行っています。特に部長(山田浩之)の専門領域である難聴改善手術や顔面神経減荷術に力を入れております。また喉頭音声が専門である此枝生恵医師の赴任に伴い、今後は音声改善手術や嚥下改善手術などが増えていくと思われます。
 当科は本年平成29年度より新部長が就任し、フレッシュな体制で診療を行っております。若く未熟な印象もありますが、指導医と専修医の学年が近く、互いに刺激しあい切磋琢磨できるような環境で、医員全てが成長できたらと考えております。やる気があり、素直でまじめに仕事に取り組めるような人材は大歓迎です。みなとみらいで充実した専修医生活はいかがでしょうか? 一緒に良い仕事を作っていきましょう。(平成29年7月 記)

済生会横浜市東部病院

 済生会横浜市東部病院は平成19年3月に開院し、横浜市の中核病院として救命救急センター・集中治療センターを始めとする急性期医療、および種々の高度専門医療を中心に提供する病院です。病床数は560床、医師数は200名を超えており、サイバーナイフやダヴィンチを備えるなど市中病院としてはかなり大きな規模で、様々な科が積極的に医療に取り組んでいます。「より質の高い医療を提供すること」はもとより、「優秀な医療人材の育成」も当院の重要な理念であり、医師のみならず、すべての職員の成長を促す組織体制を構築するとともに、充実感をもって働くことができる職場環境の整備にも積極的に取り組んでいます。
 耳鼻咽喉科2名の新体制になり5年目になりますが、完全紹介制をとっている当科では風邪や花粉症の診療は最小限に留め、「手術」と「頭頸部癌診療」に柱を設けて診療を行っています。火・水曜日の手術日には唾液腺、甲状腺、口腔咽喉頭の各種頭頸部腫瘍手術、鼻副鼻腔手術、喉頭手術から扁桃手術、中耳手術、深頸部感染症や外傷の手術まで幅広く行っています。
 当院では手術の種類と、医師1人あたりの件数は耳鼻咽喉科関連病院の中でも多い方だと思います。手術はやってこそ力になりますので専修医にはできる限り執刀医として頑張って頂き、我々は全力でサポートします。
 様々な学会や地方部会には可能な限り参加して頂き、自己満足に終わらない質の高い発表を心がけています。なお、オン・オフをはっきりとさせてメリハリのある仕事を目指しているので、勤務時間内にすべてを終わらせ、基本的に時間外労働は非推奨です。当直はありません。

(平成28年10月 記)

済生会横浜市南部病院

済生会横浜市南部病院  当院は、病床数500床、27診療科、医師数160名余で診療を行っている横浜市南部地域の中核病院です。また、がん診療にも力を入れており、神奈川県がん診療連携指定病院となっております。
 当院耳鼻咽喉科は3名体制(うち指導医1名、専門医1名、後期研修医1名)で診療にあたっています。完全紹介制ですので、入院加療が必要な急性期疾患や手術症例などを中心に診療を行っております。
 手術は耳鼻咽喉科手術全般を偏りなく行っておりますが、アブミ骨手術、外リンパ瘻閉鎖術などの耳科手術、後鼻神経切断術や鼻中隔粘膜弁を用いた髄液漏閉鎖術などの鼻科手術、喉頭形成術や喉頭分離術などの喉頭手術、上顎全摘術や下咽頭喉頭頸部食道切除術などの遊離皮弁再建を伴う手術、前頭蓋底手術などの悪性腫瘍手術も積極的に行っております。
 頭頸部癌診療にも力を注いでおり、日本頭頸部外科学会頭頸部がん専門医制度の準認定施設であり、頭頸部がん専門医を目指す医師にとっての研修の場でもあります。当院は放射線治療設備があるため、手術療法のみならず放射線療法、化学放射線療法も積極的に行っています。
 急性期疾患では、急性扁桃炎、扁桃周囲膿瘍、Acute Vestibular Syndrome、突発性難聴などの耳鼻咽喉科救急疾患も数多く経験できます。
 耳鼻咽喉科関連の学会や地方部会などには積極的に参加しており、その他当教室の関連病院で行っている慶浜耳鼻科研究会や横浜市立大学の関連病院の医師との勉強会、学会等が主催するセミナーなどにも参加することにより新しい知識、情報などの取得に努めております。若手医師には学会などで積極的に演題発表をしてもらい、経験したことをより深め今後の診療に役立つ知識を身につけてもらいたいと考えております。(平成29年7月 記)

日本鋼管病院

日本鋼管病院 日本鋼管病院 日本鋼管病院
病院の沿線と現状
 日本鋼管病院は、昭和12年の創設以来川崎市南部地区の地域中核病院として貢献してきました。平成15年に病院と外来部門を切り離し「こうかんクリニック」が創設され、以降2本柱として機能しています。入院病床数は療養病棟も加えて395床で、日本耳鼻咽喉科学会専門医認定研修施設です。

外来業務
 クリニックでの午前の一般外来は2診で(土曜は隔週1診)行い、午後は「頭頸部腫瘍外来」「めまい外来」「腫瘍患者サポート外来」「小児外来」等を行っています。さらに7月からは「補聴器外来」「音声・吃音外来」を開設し、常勤医3名、非常勤医4名で診療に当たっています。スタッフは以下の通りです。
[常勤医]部長: 浦尾弥須子、医員: 石川徹、富里竜太
[非常勤医]めまい外来: 林裕次郎、荒木康智、一般外来: 浜田はつみ、中村智恵

入院、手術
 手術は毎週火曜、隔週木曜に行っています。内視鏡下鼻副鼻腔手術、甲状腺、耳下腺、顎下腺、リンパ節等の頸部手術、ラリンゴマイクロサージャリーを中心とした咽喉頭手術、主に小児や若年成人の口蓋扁桃摘出術やアデノイド切除術、口腔・咽頭・喉頭などの悪性疾患も扱っています。また中耳鼓室内チュービングやアレルギー等による肥厚性鼻炎に対するレーザーによる下甲介手術等の日帰り手術も行っています。
 入院患者数は5人から15人程度と変動は多いですが、平均約8-9人程度です。常勤医が交代で午前の病棟回診、処置や他科入院患者の診察、嚥下機能評価等を受け持ち、病棟患者や術前のカンファレンスを週1回火曜に行っています。

その他
 当院はどの科ももちろん充実していますが、特筆すべきは診療の中心となる内科、診断の基本となる放射線科の充実です。最新の放射線科機器の導入に加え、CTやMRIの緊急時の対応はもとより、読影も至急に行ってもらえるため、緊急時の治療の始動が早期に行えます。また、意欲のある神経内科専門医が中枢性めまいにも素早く対応してくれる為、めまい診療の安全性を保てますし、呼吸器内科医との睡眠時無呼吸やいびき治療のタイアップ、充実した消化器内科スタッフによる内視鏡検査や胃瘻造成等の迅速な対応など他科との連携が密であることも特徴です。
 嚥下機能評価は言語聴覚士や栄養士とのチーム医療、NSTチームとの連携が図られています。7月から開始になる「補聴器外来」は補聴器専門業者の協力を得て、また「音声・吃音外来」は当院言語聴覚士の協力のもとおこなわれる予定です。また外来化学療法室も充実しており、「早期からの緩和ケア、サポートチーム」も、耳鼻咽喉科医が中心となり内科医、看護師、薬剤師、ソーシャルワ-カー等のチームで徐々に活動性を高めています。
また、学会や研究会への参加は病院を挙げて推奨されており、参加費用や交通費などはほぼ病院負担です。

(H28年6月 記)

平塚市民病院

平塚市民病院 平塚市民病院 平塚市民病院
<病院の沿革>
 平塚市民病院の歴史は、昭和43年までさかのぼります。当時、平塚市周辺の8町村による組合立の中南国保病院が解散となり、経営主体が平塚市に移管されて現在の平塚市民病院となりました。以降47年間、地域の中核病院としての役割を担い続けて現在にいたります。
 平成18年の耐震診断の結果、昭和45年に建設された南棟について早急な建て替えが必要と指摘され、市民病院整備計画が発足しました。それから10年の長い準備期間を経て平成28年5月に新館がようやくオープンしました(現在でも既存棟の改修作業は続いており、グランドオープンは平成30年の予定です)。
 当院では特に救急医療と災害時医療を充実させる方向性をうち出しています。救急科専門医指定施設認定、災害拠点病院、神奈川DMATの指定をうけ、新棟の屋上にはヘリコプター離発着場を設けられ、常時患者搬送が可能な施設となっています。
 入院病床数は410床で、一日の外来患者数は1000人強です。耳鼻咽喉科医は3名(うち指導医1名、専門医2名)、日本耳鼻咽喉科学会専門医認定研修施設です。

<週間スケジュール>
 午前中は外来、午後は全身麻酔下手術が週2日、残りの週3日で局所麻酔下手術、補聴器外来、各種検査を行っています。

<入院・手術>
 耳鼻咽喉科の入院患者の内訳は、予定手術目的の入院と、炎症性疾患などに対する保存的治療目的の緊急入院とが半々くらいです。手術内容は耳、咽頭(アデノイド、扁桃)、鼻(鼻中隔、副鼻腔)、喉頭、頸部(耳下腺、顎下腺、甲状腺、嚢胞性疾患)などです。

<当科の特徴>
 平塚市内の病院で耳鼻咽喉科が設置されているのは当院と平塚共済病院の2病院のみで、少し範囲を広げますと近隣には、東海大学病院、茅ヶ崎市立病院、茅ヶ崎市立病院、伊勢原協同病院などがありますが、距離的な要因などから平塚市の患者さんは市内の病院を受診する傾向が強く、地域の中核病院としての責任を強く感じています。
 また受診者層も乳幼児~成年~中高年と幅広く、人口構成に偏りがみられる地域(例えば子供が少ない、高齢者が多いなど)の病院と比較し万遍なく一般的は症例が経験できるため、耳鼻咽喉科医としてのキャリアを積んでいく上で大きなメリットと言えます。

<院内勉強会>
 当院では毎年10名程度の臨床研修医が新規採用されるに伴い、各科分担で行う研修医向けの院内講義が充実しています。研修医以外でも聴講できますので、他科の基礎的事項から最新の知見までを吸収することが可能です。また、院内医師全般に向けたものとして、感染対策委員会、Cancer Board、CPC(臨床病理検討会)、ひらつかER救急事例検討会があります。

<院外勉強会>
 主なものを挙げると以下のとおりです。
•日本耳鼻咽喉科学会神奈川県地方部会学術講演会(年4回)
•慶浜耳鼻科研究会(年4回):神奈川県下の慶應義塾大学関連病院(9病院)の症例検討会
•県央西部耳鼻咽喉科症例懇話会(年1回):東海大学および県央西湘地区の病病連携会
•平塚市医師会臨床医学会(年1回):平塚市内の病院勤務医と診療所医師との症例検討会
•平塚市中郡耳鼻咽喉科医会講演会(年1回):平塚市およびその近郊の病院勤務医と診療所医師との病診連携会
 神奈川県下は慶應義塾大学耳鼻咽喉科医局の関連病院が多いのが特徴ですが、平塚市民病院はその中で最も西に位置しており、大学関連という枠をこえた他病院との連携も欠かせません。また、慶應義塾大学病院での手術見学はもとより、その他の施設のご厚意で随時手術見学させていただいています。

<その他・・・課外活動>
 自然にめぐまれたエリアの特性を活かし、湘南の海(サーフィン、釣り、ビーチバレー、もちろん海水浴も)、丹沢の山、ゴルフなど、興味に応じたアウトドア活動が可能です。湘南ベルマーレのホームタウンでもあります。温泉フリークには箱根、お屋敷好き隠れ家レストラン好きには大磯、お寺好きには鎌倉。
 都内のもろもろが恋しくなったらJRで東京まで50分の距離です、が、都内のもろもろは横浜でも十分満喫できます。
 歴代の当院耳鼻咽喉科勤務の先輩医師が、現在平塚やその近隣で何人も御開業されており(先輩諸先生方、いつも貴重な御症例のご紹介などを含めてご支援いただきありがとうございます。この場を借りてお礼申し上げます)、このことからも平塚の住みやすさを推察していただけるのではないでしょうか。

(平成28年6月 記)

横浜市立市民病院

当院は、横浜市の基幹病院として高度医療・急性期医療を中心とした医療を提供しています。病床数は650床の総合病院で、現在耳鼻咽喉科は常勤医師3名で診療に当たっています。 地域の基幹病院として症例数にも恵まれ、若手医師にとって大変やりがいのある環境と思われます。

 診療内容は急性炎症等の急性期入院治療から咽喉頭、鼻副鼻腔、中耳、頸部手術まで、耳鼻咽喉科領域全てを幅広く行っております。 特に当院では放射線科、形成外科、外科等と連携がスムーズにとれることもあり、頭頸部腫瘍に関しては放射線治療から拡大切除術まで積極的に行っており、十分な経験を得ることが可能です。  

 手術日は毎週水・金曜日です。常勤3名と比較的人員が少ない事もあり、若手医師の経験出来る手術症例数は多いと思われます。 また本人のやる気、達成度によっては難易度の高い手術まで執刀してもらう方針をとっています。

 外来は月・火・木曜日の午前は初診または再診。火・木曜日の午後は腫瘍外来や手術説明に重点を置いた予約制の外来です。 手術日の水・金曜日は午前のみの交代制です。毎日外来開始までに入院患者業務(包交、各種オーダーなど)、ミニカンファレンスを行っています。月曜日午後に入院患者全員のカンファレンスを、火曜日に手術症例カンファレンスを行っています。

 学会活動は若手の医師にも積極的に参加してもらっています。地方部会はもちろんのこと、可能であれば全国レベルの学会での発表を目指してもらいます。 それでは、一緒に働ける日を楽しみにしております。

(平成27年4月 記)

新百合ヶ丘総合病院

 新百合ケ丘総合病院は、 増大する川崎北部の医療需要に対応すべく小田急線新百合ケ丘駅から歩いて15分の緑豊かな丘陵地に、 2012年8月1日に開院しました。 全くの新規開院としては珍しい377床の規模で、 PET-CT2台、サイバーナイフ、 ダヴィンチシステムといった最新医療設備を備えております。
 当院の耳鼻咽喉科は、慶應義塾大学の関連施設として、慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科教室の支援のもと、 常勤医師4名と各分野のエキスパート(平衡機能、補聴器装用、小児耳鼻咽喉科等)の非常勤医師数名からなる、盤石の体制で運営されております。

 当院のユニークな診療内容として、PET-CTとサイバーナイフの連携による定位放射線照射治療があげられます。 甲状腺癌を含む頭頸部の再発転移癌に対して強力な抗癌効果を発揮し、従来の緩和的抗癌治療の概念を塗り替えつつあります。 また再発癌のみならず、高齢者、重複癌、重度合併疾患の存在など止むに止まれぬ様々な理由で標準的治療を拒まれた未治療の頭頸部癌の患者さんに対しても、 院内倫理委員会承認のもと、患者さんへの説明と同意に基づいてサイバーナイフを繰り込んだ非標準的な集学的治療を提供することも可能になりました。
 また、耳科学領域におきましては2014年4月から耳鳴難聴外来を開設し、耳鳴研究の最新の成果を踏まえた耳鳴の先端治療を提供しております。

 発展途上にある生まれたばかりの若々しい病院ですが、 医療ルネッサンスを貪欲に取り込んでいこうという意欲と自由で開放的な雰囲気に溢れ、 活気ある豊かな将来性を感じさせる病院です。将来の増床を見越し各方面から医師の新規参入も盛んです。 2015年4月の新規入職者は40名程を数え、現在常勤医師118名という体制で臨んでいます。

(平成27年4月 記)