神奈川県Kanagawa

伊勢原協同病院 川崎市立井田病院 平塚市民病院 けいゆう病院 横浜市立市民病院 日本鋼管病院 川崎市立川崎病院 川崎市立川崎病院 新百合ヶ丘総合病院

 



伊勢原協同病院(非常勤)

川崎市立井田病院

川崎市立井田病院  当院の開院は1949年で、2015年4月に383床(耳鼻咽喉科5床)の新しい病院となりました。川崎市内で唯一の結核病棟を有することや、緩和ケア病棟でのターミナルケアを推進し在宅治療にも力を入れるなど、他の病院とは異なった特徴のある病院です。
 当科は現在常勤医師2名、非常勤医師4名で診療にあたっています。外来については、午前は一般外来で耳鼻咽喉科全般の診療にあたり、午後は主に専門外来を行っています。専門外来として、喉頭音声外来、めまい外来、耳鳴難聴外来、嚥下機能評価外来を設け、それぞれ専門性の高い診療を目指しています。喉頭音声外来では内視鏡やストロボスコピーなどで評価を行い、言語聴覚士と連携し音声治療も行っています。めまい外来では、主に良性発作性頭位めまい症に対する浮遊耳石置換法やメニエール病に対する生活習慣改善の指導を行っています。耳鳴難聴外来では、慶應義塾大学の医師と連携して耳鳴、難聴に対する薬物治療や音響療法による専門的な診療を行っています。嚥下機能評価外来では火、木曜の午後に1日3-4人程度、嚥下内視鏡検査や嚥下造影検査を行っています。言語聴覚士とのチームで診療しており、誤嚥性肺炎が疑われる患者さんや長期間経口摂取をしていない患者さんなどの詳細な摂食嚥下機能検査で評価を行い、嚥下指導や嚥下訓練などを行っています。
 手術は年間150~200件程度です。局所麻酔を月、金曜の午後に、全身麻酔を水曜に行っています。局所麻酔では頸部リンパ節生検や先天性耳瘻孔手術など、全身麻酔では慢性扁桃炎や甲状腺・顎下腺・耳下腺などの腫瘍性疾患、喉頭疾患、鼻副鼻腔疾患などの手術を主に行っており、若手医師が経験する症例については原則として初診から手術まで担当してもらうようにしております。
 常勤医師は2名ですが、相談や指導などを密にでき、若手医師の外来や手術指導、学会発表などを積極的に行い、一緒に成長していきたいと考えています。

(平成30年7月 記)

川崎市立川崎病院

川崎市立川崎病院 川崎市立川崎病院
病院の概要
 当院は人口約150万の神奈川県第2の政令指定都市である川崎市南部地域の総合基幹病院です。急性期医療における高度な専門化と情報化をキーワードに、救急医療、地域医療連携、総合診療体制、癌診療全般、循環器疾患医療、中枢神経疾患医療、感染症医療の拡充に重点が置かれています。
 病院規模は病床数713床(一般663床、精神38床、感染12床)、常勤医師数205名、30超の診療科を有し、1日平均外来患者数1384名、平均入院患者数525名です。初期研修でも充実した教育カリキュラムの人気が高く、毎年10数名の初期研修医を受け入れています。初期研修2年目には毎年数名が耳鼻咽喉科をローテーションしてくれています。

診療体制と特色
 耳鼻咽喉科は常勤医5名(専門医3名、専修医2名)体制で診療に携わっています。 診療内容は、当院が初診紹介制であることから急性重症の炎症性・神経障害疾患の入院治療から耳鼻咽喉科頭頸部外科領域全般の手術治療まで幅広く対応しています。
 当院は頭頸部癌専門医制度準認定施設でもあり、頭頸部癌の診療例数が多いことも特徴です。頭頸部癌治療においては、スタッフの専門的な知識と豊富な経験に基づき、進行癌に対しても手術・放射線治療・化学療法を適確に組み合せ、個々の患者さんに最適な治療法を選択しています。関連領域である放射線科、外科、口腔外科、形成外科、脳外科、リハビリ科などの各専門診療科との良好な診療連携を築くことによってきめ細かなチーム医療を心掛けています。
 また、下垂体腫瘍をはじめとする頭蓋底領域の低侵襲脳外科手術を支援する経鼻内視鏡頭蓋底手術(EEA)、局所早期下咽頭・声門上癌に対する外切開による喉頭温存下咽頭部分切除術および経口的切除術(TOVS)、腫瘍切除後の比較的小さな組織欠損に対する頸部肩領域の局所有茎筋皮弁を用いた低侵襲再建術などにも対応しています。
 外来診療では当院OBの先生方のご支援により、月1回の神経耳科外来(相馬啓子先生)、内視鏡外来(佐藤靖夫先生)、めまい外来(荒木康智先生)を設けています。

スケジュールと教育方針
 全身麻酔手術日は毎週月・木の全日で、当院の麻酔科常勤医師が10名超体制である恩恵もあり随時2列以上並列で行っています。専修医にも経験に応じて症例を選択し、さらに意欲と理解習熟度次第で上級医の指導のもとに難易度の高い手術も執刀してもらう方針です。
 毎週火曜午後に腫瘍症例カンファレンス、金曜午後に放射線治療科との合同診察、手術症例カンファレンス、隔週水曜午後に英文抄読会、月1回月曜午後にリハビリテーション科カンファレンスを行っています。
 若手耳鼻咽喉科医には学会活動ではケースレポート、ケースシリーズレビューから臨床統計解析まで取り組んでもらい、学会・地方部会・研究会でのプレゼンテーションおよび論文執筆を奨励しています。

(平成28年7月 記)

けいゆう病院

けいゆう病院  けいゆう病院は慶應義塾大学の教育関連病院の中でも歴史の長い病院の一つです。平成8年に横浜市中区山下町からみなとみらいに移転しました。Amenity、Hospitality、Internationalityという3つのメインテーマを掲げて快適な院内環境のもとに最先端の医療設備を整え、国内外の要人や外国人への対応もできる病院を目指しています。常勤医師数103名、初期臨床研修医12名、ベッド数410床(耳鼻咽喉科19床)の、横浜を代表する総合病院です。
 耳鼻咽喉科のメンバーは4名で、耳鼻咽喉科専門医2名、専修医2名で診療を行っております。月・金曜日が手術日で、2列で手術を行っております。火・水・木曜日は外来と検査を中心に行っており、耳鼻咽喉科専属の聴覚専門言語聴覚士による補聴器外来を月・水曜日に行っております。カンファレンスは病棟・手術・放射線治療・外来・補聴器カンファレンスをそれぞれ週1回行っており、誰でも自分の意見が言え、闊達な議論が行えるよう風通しの良い雰囲気作りを心がけております。
 当科の特徴の一つとして常に初期臨床研修終了後1・2年目の専修医が研修していることが挙げられます。ここで当科の教育方針について説明いたします。専修医1年目の4月より一般外来を担当し、当直帯では救急の場でしか経験できない多岐にわたる耳鼻咽喉科疾患(鼻出血、異物、急性炎症、急性期めまいなど)の診療にあたり、治療方針の決定や入院・緊急手術適応の判断といった耳鼻咽喉科診療の基本である外来診療の考え方を身につけてもらっています。また癌患者を含めた多くの入院患者の病棟担当を経験し、急変の対応や緩和医療はもちろん退院支援まで含めた病棟管理力を学んでもらっています。さらに手術執刀医も経験・知識・積極性に合わせて担当し、1年目は扁桃手術に始まり、鼓膜手術や鼻手術、頸部腫瘍小手術やラリンゴマイクロサージャリー、2年目は鼓室形成術や副鼻腔手術、甲状腺・唾液腺手術等ができるように目標を立てて行っており、適切な時間で安全な手術ができる外科医の育成に力を入れております。学術活動に関しては年3-4回程度の発表(地方部会、全国の各学会、研究会や症例検討会)を行っており、その際にはなるべく本人の経験や興味と関連のある題材を選択し、抄録の書き方、スライドやポスターの作り方、発表の仕方まで責任を持って指導をしております。また科全体での予演会を通して議論を高め、臨床研究や論文作成に繋がるよう時間をかけて検討しています。これらの研修を通し、社会人として敬意をもって患者さんや他科の医師やコメディカルと接することができる適切な態度や姿勢が身につくよう、上級医も責任を持って指導に当たっております。
 2016年度の年間手術件数は530件(外来手術108件)で、すべての領域においてバランスよく手術を行っています。特に部長(山田浩之)の専門領域である難聴改善手術や顔面神経減荷術に力を入れております。また喉頭音声が専門である此枝生恵医師の赴任に伴い、今後は音声改善手術や嚥下改善手術などが増えていくと思われます。
 当科は本年平成29年度より新部長が就任し、フレッシュな体制で診療を行っております。若く未熟な印象もありますが、指導医と専修医の学年が近く、互いに刺激しあい切磋琢磨できるような環境で、医員全てが成長できたらと考えております。やる気があり、素直でまじめに仕事に取り組めるような人材は大歓迎です。みなとみらいで充実した専修医生活はいかがでしょうか? 一緒に良い仕事を作っていきましょう。(平成29年7月 記)

済生会横浜市東部病院

済生会横浜市東部病院  済生会横浜市東部病院は2007年3月に開院した比較的新しい病院であり、横浜市の「地域中核病院」として位置づけられています。救命救急センター・集中治療センターを始めとする急性期医療や重症外傷診療、最先端のがん治療を中心に提供する病院で、病床数は560床、医師数は200名を超えております。2014年8月より「がん診療拠点病院」に指定され、様々な科が積極的にがん診療に取り組んでおり、サイバーナイフやダヴィンチシステムなどの最新医療機器も完備されております。
 それに伴い耳鼻咽喉科でも頭頸部癌診療に力を入れ、咽頭癌、喉頭癌などの化学放射線療法や手術治療を積極的に行っております。また、内分泌内科との連携により甲状腺癌症例も多く、頭頸部手術の基本である頸部郭清術を十分に経験できるのも当院の特徴です。
 脳神経外科との合同手術である経鼻内視鏡下頭蓋底手術(EEA)も積極的に行っておりますが、そのためには内視鏡下副鼻腔手術(ESS)の解剖知識、手術手技の習得が重要と考えており、慢性副鼻腔炎等の副鼻腔疾患に対しても積極的に取り組んでおります。
 現在耳鼻咽喉科は常勤医師2名体制であり、病院の規模からするとマンパワー不足と言わざるを得ませんが、完全紹介制であり近隣の診療所との病診連携もしっかりとれているため、急性期疾患、手術加療、がん診療に専念できております。
 さらに積極的に学会発表や学会参加、セミナー参加、他病院の手術見学等も奨励しており、若手医師には幅広い見地や考え方、偏りのない知識を習得してもらいたいと考えております。

(平成30年7月 記)

日本鋼管病院

日本鋼管病院 日本鋼管病院 日本鋼管病院
 日本鋼管病院は、1937年に創設された川崎エリアにおいて最も歴史の長い地域密着型の病院です。2003年に病院と外来部門を切り離し「こうかんクリニック」が創設され、以降は病院とクリニックの2本柱として機能しています。入院病床総数は395床、耳鼻咽喉科常勤医は2名、非常勤医6名で診療しています。
 外来診療は月~金曜日・隔週土曜日の午前に一般外来を、月・水・金曜日の午後、隔週土曜日午前に専門外来を行っています。数十年来、または世代を超えて当院をかかりつけにされている患者も多く、一般外来ではアレルギー性鼻炎や急性感染症などの一次診療から入院を要する二次診療まで幅広い診療を行っています。近隣の診療所との連携も強く、多くの入院症例・手術症例の紹介を受けています。専門外来として「補聴器外来」「アレルギー外来」「頭頸部腫瘍外来」「めまい外来」「吃音外来」を設けています。頭頸部腫瘍外来、めまい外来、 吃音外来は各々専門医である非常勤医が担当しています。
 手術は火・金曜日に行っています。手術症例は年間約200件で、その内訳は口蓋扁桃摘出術や鼻副鼻腔手術が多く、また甲状腺・耳下腺・顎下腺・リンパ節などの頸部手術、喉頭手術、耳科手術など幅広く行っています。当院には放射線治療設備がないこともあり、悪性疾患の治療は近隣の基幹病院に依頼しています。入院症例や手術症例、難渋している症例についてのカンファレンスを毎週火曜午後に行っています。
 学会や研究会への参加は病院として推奨していることもあり、学会発表も積極的に行っています。小さな所帯ならではの相談しやすく指導を受けやすい環境を心がけています。(2019年7月 記)

平塚市民病院

平塚市民病院  当院は、人口約25万人を有する平塚市にあり、湘南西部圏域のうち平塚、大磯、二宮を中心とした地域の中核病院です。病床数は416床(一般410床、感染症6床)で、2019年3月に市民病院整備事業が完了し新病棟も稼働しました。
 昨年度は常勤医不在となり非常勤医による外来診療のみ継続しておりましたが、今年度より常勤医2名(専門医1名、専修医(専攻医)1名)で診療を再開いたしました。外来初診患者も多く症例が豊富な病院です。手術日は月曜日午前午後(全身麻酔)に行っており、局所麻酔手術も随時おこなっています。手術は、口蓋扁桃摘出術、アデノイド切除術、鼓膜チューブ留置術やラリンゴマイクロサージェリー、鼻副鼻腔手術(ESSなど)、頭頸部良性疾患手術(甲状腺、顎下腺、耳下腺、リンパ節生検、気管切開など)、甲状腺悪性腫瘍手術が中心で、当教室の関連病院医師の協力のもと耳科手術(鼓室形成術など)も行っています。習熟度に応じて若手医師の執刀機会も積極的に設けています。今後ナビゲーションシステムも使用できる予定で、特に鼻副鼻腔手術における手術精度や安全性の向上はもちろん、教育・指導という面からもさらなる向上が期待できます。
 他の関連病院と比較して常勤医2名とも若い体制ですが、症例検討を密に行い、連携を心がけております。学会発表はもちろん論文執筆にも積極的に取り組み、当教室の研修プログラム目標の一つである「Academic surgeon」を目指して日々の診療に取り組んでいます。(2019年7月 記)

横浜市立市民病院

横浜市立市民病院 横浜市立市民病院
 当院は横浜市の基幹病院として高度医療・急性期医療を中心とした医療を提供しています。病床数650床の総合病院で、耳鼻咽喉科は現在常勤医師4名で診療に当たっています。 地域がん診療連携拠点病院でもあり、悪性腫瘍も含め症例数にも恵まれ、若手医師にとって大変やりがいのある環境です。

 当科の診療内容は、急性炎症等の急性期入院治療から咽喉頭口腔、鼻副鼻腔、中耳、頸部手術まで耳鼻咽喉科領域を幅広く網羅しています。 特に当院では放射線科、形成外科、外科等との連携が円滑で、頭頸部腫瘍の治療として内視鏡手術から拡大切除、再建術まで積極的に行っており十分な経験を得ることが可能です。

 手術日は毎週水・金曜日です。常勤4名のなかで若手医師が多いのが当科の特徴でもありますが、各々経験できる手術症例は多く、本人のやる気、達成度によっては難易度の高い手術まで執刀してもらう方針をとっています。

 外来診療は月・火・木曜日の午前に初診または再診。火・木曜日の午後に腫瘍外来や手術説明に重点を置いた予約制の外来を行っています。 手術日の水・金曜日は午前のみ交代性で外来診療を行っています。
毎日外来診療前に病棟業務(包交、各種オーダーなど)、ミニカンファレンスを行っています。月曜日午後に頭頸部癌症例のカンファレンスを、火曜日に手術症例カンファレンスを行っています。

 学会活動は若手医師にも積極的に参加してもらっています。地方部会はもちろんのこと、全国レベルの学会での発表も行ってもらいます。最終的には発表症例の論文作成までを目指しております。

 当院は2020年5月に三ツ沢公園内の新病院に移転を予定しております(写真参照)。新しい病院で一緒に働けることを心待ちにしております。(2019年7月 記)

新百合ヶ丘総合病院

 新百合ケ丘総合病院は、 増大する川崎北部の医療需要に対応すべく小田急線新百合ケ丘駅から歩いて15分の緑豊かな丘陵地に、 2012年8月1日に開院しました。 全くの新規開院としては珍しい377床の規模で、 PET-CT2台、サイバーナイフ、 ダヴィンチシステムといった最新医療設備を備えております。
 当院の耳鼻咽喉科は、慶應義塾大学の関連施設として、慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科教室の支援のもと、 常勤医師4名と各分野のエキスパート(平衡機能、補聴器装用、小児耳鼻咽喉科等)の非常勤医師数名からなる、盤石の体制で運営されております。

 当院のユニークな診療内容として、PET-CTとサイバーナイフの連携による定位放射線照射治療があげられます。 甲状腺癌を含む頭頸部の再発転移癌に対して強力な抗癌効果を発揮し、従来の緩和的抗癌治療の概念を塗り替えつつあります。 また再発癌のみならず、高齢者、重複癌、重度合併疾患の存在など止むに止まれぬ様々な理由で標準的治療を拒まれた未治療の頭頸部癌の患者さんに対しても、 院内倫理委員会承認のもと、患者さんへの説明と同意に基づいてサイバーナイフを繰り込んだ非標準的な集学的治療を提供することも可能になりました。
 また、耳科学領域におきましては2014年4月から耳鳴難聴外来を開設し、耳鳴研究の最新の成果を踏まえた耳鳴の先端治療を提供しております。

 発展途上にある生まれたばかりの若々しい病院ですが、 医療ルネッサンスを貪欲に取り込んでいこうという意欲と自由で開放的な雰囲気に溢れ、 活気ある豊かな将来性を感じさせる病院です。将来の増床を見越し各方面から医師の新規参入も盛んです。 2015年4月の新規入職者は40名程を数え、現在常勤医師118名という体制で臨んでいます。

(平成27年4月 記)