耳科学Otology

スタッフ


小川 郁Ogawa Kaoru
教授、診療部長
卒業年度:1981年
専門:耳科学、聴覚医学、頭蓋底外科
神崎 晶Kanzaki Sho
専任講師、保険医長
卒業年度:1994年
専門:耳科学、神経耳科学、嗅覚・アレルギー学
大石 直樹Oishi Naoki
専任講師、外来医長
卒業年度:2000年
専門:耳科学、頭蓋底外科、聴覚医学
藤岡 正人Fujioka Masato
専任講師、病棟医長、薬事委員
卒業年度:2002年
専門:耳科学、聴覚医学、耳科遺伝
粕谷 健人Kasuya Kento
助教
卒業年度:2008年
専門:耳科学、聴覚医学
石川 徹Ishikawa Toru
助教
卒業年度:2009年
専門:耳科学、聴覚医学
西山 崇経Nishiyama Takanori
助教
卒業年度:2009年
専門:耳科学、聴覚医学
野口 勝Noguchi Masaru
助教
卒業年度:2009年
専門:耳科学、聴覚医学
井上 泰宏Inoue Yasuhiro
非常勤講師、いのうえ耳鼻咽喉科クリニック院長
卒業年度:1985年
担当:側頭骨外科外来(木曜日午前月1回)
松永 達雄Matsunaga Tatsuo
非常勤講師、国立病院機構東京医療センター室長
卒業年度:1988年
担当:耳科遺伝外来(月曜日午後月1回)
齊藤 秀行Saito Hideyuki
非常勤講師、斉藤耳鼻咽喉科医院院長
卒業年度:1989年
担当:小児言語聴覚外来(木曜日午後月1回)
岡本 康秀Okamoto Yasuhide
客員講師、東京都済生会中央病院部長
卒業年度:1997年
担当:内耳検査外来、補聴器外来(金曜日午後月2回)
松崎 佐栄子Matsuzaki Saeko
非常勤医師、山王病院耳鼻咽喉科医員
卒業年度:2007年
担当:難聴外来(月曜午後月1回)

特 色

当教室における耳科手術の特徴


  耳科手術の基本である鼓室形成術は、真珠腫に対する一期的手術を基本としている施設の中では全国最上位の件数であり、耳小骨奇形も過去10年間の手術件数としては全国最上位です。 関連病院全体では、年間550件以上の鼓室形成術が行われており、豊富な症例数に裏打ちされた耳科手術教育を受けることができます。 また、耳硬化症に対するアブミ骨手術は、全国で1,2位を争う件数を誇り、MRI撮影に影響のない独自の人工耳小骨を長年用いて、極めて良好な聴力改善率が得られています。
http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000224.html
さらに、聴神経腫瘍に対する頭蓋底手術、外耳道癌などに対する側頭骨摘出術は、全国の耳鼻咽喉科の中ではもっとも豊富な経験を有しています。
http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000706.html
主な年間手術症例数(2013年度)
鼓室形成術(慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎、耳小骨奇形など) 121件
アブミ骨手術(耳硬化症、先天性アブミ骨固着症など) 41件
側頭骨・頭蓋底手術(聴神経腫瘍、外耳道癌など) 15件

研 究

聴覚異常感に対する中枢性制御


  聴覚異常感(特に耳鳴)の発症の原因は、聴覚野の中枢性変調と非聴覚野(うつ、不安、注意、認知、記憶)の神経活動の同期にあるとする苦痛ネットワークを提唱し、 耳鳴苦痛モデルを確立しました。安静時functional MRIを用いた中枢評価も積極的に行っています。
補聴器を用いた音響療法を中心とする集学的治療法は、高い評価を得ています。



内耳有毛細胞再生


  最新の治療を提供できるよう、我々は垣根を越えて色々なグループと共同研究をしています。
その一つとして、慶大生理学・米国ハーバード大との研究で、聞こえのセンサーである内耳有毛細胞の再生医療をネズミで開発しました。
http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/medical_info/science/201309.html
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23312516
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25593106
現在、海外でこの薬の非臨床試験を進めるとともに、よりヒトに近い霊長類での効果を国内で確認中です。
あたらしい治療法を少しでも早く臨床の場に届けられるよう研究に励んでいます。


難聴の原因探索と診断・治療法の開発


 
  • きこえのセンサーがある内耳という臓器は生検(病気の組織を採取すること)ができないため、遺伝性難聴を含む多くの内耳性難聴は、 原因もわからず治療も経験則で行われています。我々は、慶大がその一部を担う「再生医療実現拠点」(http://keio-ips.com/)の一環で、 一部の患者さんの採血からiPS細胞をつくることで、内耳にある難聴の原因をつきとめて新しい治療法を開発する研究をしています。 また内耳神経や“きこえの脳”の問題には、拡散テンソル法という特殊なMRIの撮像によって、原因を調べたり治療効果を観察したりしています。
慶應義塾大学医学部 耳鼻咽喉科学教室
〒160-8582 東京都新宿区信濃町35番地 TEL03-3353-1211(大代表)

Copyright 2015 Department of Otorhinolaryngology, Head and Neck Surgery, Keio University School of Medicine. All rights reserved